食品容器・包装資材におけるハラール対応のポイント ~ハラールの基礎知識・国内外の動向・日本企業の具体策~

- 開催日 2025/09/26 (金)
- 時間 10:30〜16:30 日本時間
- 参加費 【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 50,600円(税込(消費税10%)、資料付) *1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円 【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 56,100円(税込(消費税10%)、資料付) *1社2名以上同時申込の場合、1名につき45,100円
- 形式 オンライン(ライブ配信)、オンライン(オンデマンド)
- 主催 株式会社情報機構
イベント詳細情報
●セミナーポイント
○講師から受講者へ
2024年10月17日施行でインドネシア国内のハラール認証制度が変わりました。一番大きく変わった点は、ハラール認証書をインドネシア国家組織 BPJPHが発行します。この点はマレーシア連邦政府イスラム開発庁(JAKIM)と同等になります。尚、認証適否の検査は、従来通りLPPOM MUIが行います。更にハラール品質保証制度も施行されて明確な基準が設定されました。この中に包装資材の認証も含まれるようになります。
国内では、食品用器具・容器方法のポジティブリスト制度が5年間の猶予期間を経て完全施行になりました。内容を見ていくと基材、添加剤に分離して説明されており、インドネシアハラール品質保証制度に重なる部分があります。既に包装資材の認証を取得する動きがあり、マレーシア、インドネシア、タイ、シンガポールでは、認証包装資材を選択する動きが活発化する様子が見えます。国内包装資材の技術は、世界トップクラスですので、これにハラール認証取得していれば、世界中で販売できる可能性が高まります。
本セミナーではこれらについて、徹底解説します。
○受講して得られる知見・情報・ノウハウ
・ハラールとハラール認証についての基礎知識と取得後の運用方法、認証団体の選び方
・食品包装・容器に関するハラール認証取得の方法
・ハラール認証取得のための準備と取得後のビジネス展開プラン策定
・ハラール関連ビジネスを推進する際のポイント、留意点 など
●セミナー内容
1. ハラールとは
まず、イスラムの宗教的文化について、その商習慣も交えてお伝えします。各国ごとの違いや傾向についても概説します。
・ハラールは合法、ハラームは不法、判断できない場合はシュブハ
・イスラム法を法律としている国、政教分離している国
2. ハラール認証と各認証団体の概況
ここでは、ハラール認証がどのようなものかを説明するとともに、各認証団体が何を得意分野としているか、どの認証団体を活用すべきか等について解説します。
・国内には相互承認されている認証組織がどのくらいあるか
・日本人のみの団体、外国人混合の団体
・ISO審査員資格保持者も揃っている団体
・日本語申請可能な認証団体は?
3. 食品容器・食品包装資材についてのハラール
容器・包装資材は、材料・素材の観点から樹脂・プラスチックや紙など様々なタイプが存在します。どのような点に留意すべきか、解説します。
・樹脂に関して、基材は石油由来だが、どう判断するのか?
・問題になるのは主にコレ!
・水を使用する場合の留意点
・製造ラインの取扱い
4. イスラム諸国のごとの対応
国や地域ごとに法令・取り決めや、考え方の違いがあります。その点についても解説します
・意外なことにアジア地域が最も厳格、その理由は?
・他地域にないアジア地域ならではの特殊性
・インドネシア品質保証制度:その特殊性
5. まとめ:イスラム圏でのビジネスを成立させるためには
・インドネシアの具体的事例
・食品、飲料、薬品、化粧品:それぞれのポイント
・医療機器、包装資材も義務化される?
<質疑応答>
登壇者
伊藤 健 (株)フードテクニカル・ラボ 代表取締役
会場
Zoom
その他の情報
- 申込み期限: 2025-09-25