ローム社タイ法人の取り組みから学ぶ「シン・現地化経営」 ~「なぜタイ人は日系企業を”選ぶ”のか?」第二回
- 開催日 2024/08/29 (木)
- 時間 15:00-16:30 タイ時間
- 参加費 無料
- 形式 オンライン(ライブ配信)、オフライン
- 主催 THAIBIZ / Asian Identity Co., Ltd.
イベント詳細情報
タイをはじめとする東南アジア各国では、長年「現地化経営」の重要性が叫ばれてきました。
かつては「駐在コストの削減」がその主な目的でしたが、時代とともにその意味合いも変容し、現在は「優秀なタイ人社員が活躍し、組織をリードできること」こそを主眼として、多くの日系企業が現地化経営に取り組んでいます。
「なぜタイ人は日系企業を”選ぶ”のか?」シリーズ第2回となる本セミナーでは、ローム株式会社のタイ販売拠点であるROHM Semiconductor (Thailand) Co., Ltd.(以下、RST社)より井ノ上靖浩氏、Jittima Varunutさん、Suntree Suphoさんをゲストにお迎えします。
RST社はローム株式会社の海外営業拠点の一つで、タイ国内および近隣諸国を中心にローム製の半導体および電子部品の提供を行っているタイ現地法人です。 ローム株式会社は半導体・電子部品メーカーとして、創業以来60年以上にわたる長い歴史の中で蓄積してきたノウハウを最大限に活かし、「パワー」「アナログ」の技術分野にフォーカスすることで、顧客へ高い付加価値を提供し、社会課題の解決に貢献しています。
同社は現在、「2030年にグローバルメジャーを目指す」という大きなグループ目標のもと、現地社員がタイを含むアセアン地域において安定したオペレーションができる組織体制の構築に取り組んでいます。
それを支える重要な方針が、同社が取り組んでいる現地化経営です。ここ5年間で日本人駐在員数を徐々に減らしつつ、代わりにタイ人メンバーを組織の中核に据えた組織運営に移行してきました。結果として、RST社の主要メンバーであるタイ人マネジャー・リーダーはここ5年で5人から13人に増加しています。
また、2023年に、同社はタイ人メンバーが主導となり「RST WAY」を策定しました。これは同社の組織文化を表す行動指針として制定され、各職場ではそれらを合言葉として、タイ人を主体とした業務が推進されています。
RST社が現在地に至るまでに、どのような取り組みや葛藤があったのか。また、その中で日本人のかかわり方はどのように変容していったのか。
今回のセミナーではRST社の変革ストーリーを日本人とタイ人の視点から語っていただくことで、多くの日本企業の変革・活性化のヒントとすることを目指します。
登壇者
井ノ上 靖浩 氏
ROHM Semiconductor (Thailand) Co.,Ltd.
Director 兼 Senior General Manager of Administration Div.
Ms. Suntree Supho
ROHM Semiconductor (Thailand) Co., Ltd.
HR and GA Manager
Ms. Jittima Varunut
ROHM Semiconductor (Thailand) Co.,Ltd.
Sales Manager
中村 勝裕 氏
Asian Identity Co., Ltd. Founder & CEO
株式会社アジアン・アイデンティティー 代表取締役
ガンタトーン・ワンナワス
Mediator Co., Ltd. CEO
会場
(オフライン会場)MEDIATOR CO., LTD.
(オンライン会場)Zoom