「迫りくるフィリピン税務調査の最新事情パート4」&「フィリピン進出後に企業が困る法的論点の解決」

- 開催日 2024/11/12 (火)
- 時間 午後6時15分~ フィリピン時間
- 参加費 無料
- 形式 オフライン
- 主催 Biz Support Center Inc.
イベント詳細情報
■第1部:45分
「迫りくるフィリピン税務調査の最新事情パート4」
大橋 聖也 P&A Grant Thornton Japan Desk Senior Manager
【講演内容】
過去3回にわたりフィリピン税務調査リスクや追徴アプローチについてお話しました。第4回以降では多くの日系企業が税務調査時に追徴課税を受けやすい指摘事項を税目ごとに事例を取り上げ解説いたします。
今回は最も高額な追徴を受けやすい“法人税(CIT)”と“付加価値税(VAT)”の税目に焦点を当て、基本的な知識から実務上の留意点まで幅広く触れていきます。
税務調査時には数千万ペソを超える追徴課税に対していかに適切な反証を行えるかで、その後の減額幅や最終的な追徴金額に大きな影響を与えます。
数多くの日系企業の税務調査サポートをした経験から、最新事例を交えながらリアルな税務調査の実態をお届けします。
今回のセミナーで“よくある指摘事項とは何か(=税務リスクはどこにあるのか?)”といった税務調査の要旨を理解することで、フィリピン税務調査リスクマネジメントにお役立ていただければ幸いです。
■第2部:45分
「フィリピン進出後に企業が困る法的論点の解決」
金子知史 弁護士法人GVA国際法律事務所(大阪)
GVA TNY Consulting Philippines, Inc.
【講演内容】
フィリピンへの進出を果たし、いざビジネスを始めてみると、職場での人間関係、業務上の手続き、習慣や文化の違いに起因するいざこざなど、外国ならではの問題が発生します。
今回のセミナーでは、フィリピン進出後の企業が陥りやすい問題への対処法について、以下3つのケースを例に紹介致します。
・税務調査などで贈賄を要求された場合の対処
・社員からパワハラ・セクハラの訴えを受けた場合の対処
・社員が横領・不正・不祥事を犯した場合の対処
・そんな対応が、有ったのか?
・何故そうなるの!?
・清正、肅々とはどんな手順
GVAフィリピンの金子が、お答えします。
登壇者
大橋 聖也
P&A Grant Thornton Japan Desk Senior Manager
日系会計コンサルティング会社にて2016年より5年間フィリピン ベトナムに駐在しASEAN責任者を歴任。東南アジアを中心に法人設立・会計税務・人事労務サービスを提供し、外部セミナー講師や書籍執筆に従事。
21年より太陽グラントソントンにて、外資企業への日本法人の管理体制構築、海外子会社のシェアードサービス支援など日本親会社向けの海外子会社管理を経験した後、22年10月よりP&AGRANT THORNTONへ出向。
主に日系企業の設立や税務調査・移転価格など税務アドバイザリー支援を担当。
金子 知史
CHIKASHI KANEKO 弁護士 パートナー
弁護士法人GVA国際法律事務所(大阪)
GVA TNY Consulting Philippines, Inc.
2019年にGVA TNY Consulting Philippines, Inc.設立。同社代表取締役就任。
2016年の弁護士登録以来、渉外法務、特にフィリピンに関する案件に注力し、多くの企業を法的にサポート。
新規進出企業の設立支援、設立手続代行、VISA、契約書ドラフト・レビュー(日英)、新規ビジネス等についての適法性リサーチ(外資規制・ライセンス等を含む。)、労務・人事、M&A(デューデリジェンス)、紛争・裁判・交渉、商標を中心としてフィリピンにおける事業展開を支援する。
スタートアップから上場企業まで幅広く企業に対して法務サービスを提供。
会場
ヒーローサービスオフィス(旧レオパレス21フィリピン) インシュラーライフビル11階 INSULAR LIFE BUILDING MAKATI
(住所:11th Floor, Insular Life Building, 6781 Ayala Avenue, corner Paseo de Roxas Avenue, Makati City, Metro Manila)