イベント情報

更新日: 2025.03.28

世界の食品および食品添加物の法規制2025 ~国際戦略の観点から考える、新規食品添加物申請と食物アレルギー表示~

ASEAN共通
  • 開催日 2025/04/17 (木)
  • 時間 10:30-16:30 日本時間
  • 参加費 【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名50,600円(税込(消費税10%)、資料付) *1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円   【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名56,100円(税込(消費税10%)、資料付) *1社2名以上同時申込の場合、1名につき45,100円
  • 形式 オンライン(ライブ配信)、オンライン(オンデマンド)
  • 主催 株式会社情報機構

イベント詳細情報

【セミナーポイント】
■講座のポイント 
食品に関わる世界の法規制はコーデックスに統一されつつあるが、企業の輸出担当者は相手国の規制の違いを把握する必要がある。特に、食品産業を支える黒子である食品添加物と安全性評価の難しい食物アレルギーの法規制の理解は難易度が高いことから、世界の食品添加物と食物アレルギーの法規制の現状を説明する。
第1部の食品添加物では、自己紹介を兼ね添加物新規申請のポイントを紹介する。次に欧米、中国・韓国・台湾、ASEAN諸国、豪・NZ、インド、ロシア、ブラジル、南アフリカの食品法規制枠組みを、コーデックスの個別食品規格の様式に従って説明し、事例紹介として個別食品(即席めん、炭酸飲料、調理冷凍食品)を各国間で比較する。
第2部の食物アレルギーでは、先進国:日本、アメリカ、EUの法規制を説明した後に、コーデックス、EU、米国、カナダ、豪・NZ、日本、韓国、香港、台湾、シンガポール、インドネシア、アラブ首長国連邦の義務表示品目を比較する。最後にFDAとFSAのアレルゲン食品の最新違反事例を紹介する。

■受講後、習得できること 
・食品添加物の新規申請のポイント
・世界の食品添加物法規制
・食物アレルギー表示品目の比較

■受講対象 
・海外に進出を予定している食品・化学工業会社の品質管理担当者
・食品・化学工業会社の学術担当者
・食品・化学工業会社の海外担当者

■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
・添加物に関する食品健康影響評価指針
・アレルギー物質を含む食品の検査方法について(平成22年 消食表第 286号)

■講演中のキーワード
・食品添加物
・コーデックス
・食物アレルギー

【セミナー内容】
1.食品添加物の法規制
 1-1.基本情報
  1-1-1.食品添加物新規申請
  1-1-2.最新海外情報の収集方法
  1-1-3.コーデックス食品分類と認可食品添加物リスト
 1-2.最新情報
  1-2-1.コーデックス食品添加物部会(加工助剤)
  1-2-2.FSANZ ココナッツミルクの食品分類を変更
  1-2-3.ASEANの動き
   ・統合とその後(TPP-11, RCEP)
   ・経済と厚生指標
   ・食用色素の認可比較
  1-2-4.中国:食品安全法実施条例
  1-2-5.米国:病原菌低減処理とバクテリオファージ、大豆レグヘモグロビン
  1-2-6.EU:統合と英国離脱、日英・日EU EPA
 1-3.食品・食品添加物の規格基準
  1-3-1.国際標準:コーデックス
  1-3-2.欧米:EU、英国、米国
  1-3-3.北東アジア:日本、中国、韓国、台湾
  1-3-4.東南アジア:マレーシア(ハラールの現状等)、シンガポール、フィリピン、タイ、インドネシア(納豆テンペ等)、ベトナム(機能性表示食品、即席麺)
  1-3-5.豪・NZ
  1-3-6.インド   
  1-3-7.ブラジル(メスコスール)
  1-3-8.南アフリカ
 1-4.具体的な事例紹介
  1-4-1.ケーススタディ:各国間の食品添加物比較(コーデックス食品分類、農水省HP)
   ・即席めん
   ・炭酸飲料
   ・調理冷凍食品
  1-4-2.食品輸出入における食品添加物のトラブル事例
   ・マレイン酸含有澱粉
   ・違法着色料含有黒胡椒豆腐
   ・安息香酸エステル含有即席麺
   ・台湾冷凍麺の二酸化塩素

2.食物アレルギーの法規制
 2-1.基本情報:トレランスとクローン選択
 2-2.最新情報:コーデックスにおけるアレルゲン表示作業の動向
 2-3.食物アレルギーのリスク評価
  2-3-1.日本(判断樹と検知法、症状誘発確率)
  2-3-2.米国(マダニ媒介赤身肉アレルギー)
  2-3-3.EU(表示免除)
  2-3-4.WHO(規制量の推奨)
 2-4.食物アレルギー表示品目の比較
  2-2-1.コーデックス、EU、スイス、豪/NZ、米国、カナダ
  2-2-2.日本、韓国、中国、香港、台湾
  2-2-3.シンガポール
  2-2-4.アラブ首長国連邦
 2-5.アレルゲン食品の違反事例
  2-5-1.FDA
  2-5-2.FSA

<終了後、質疑応答>

登壇者

鈴木幸雄 シッフズジャパン 代表

会場

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その他の情報

  • 申込み期限: 2025-04-16