統括拠点としての進化と事業開発のリアル 〜海運×脱炭素×デジタルの視点で読み解く〜

- 開催日 2025/09/16 (火)
- 時間 18:30~21:00 シンガポール時間
- 参加費 無料
- 形式 オフライン
- 主催 SPEEDA ASEAN
イベント詳細情報
シンガポールに統括拠点を置く意味を再考
従来、シンガポールは東南アジア市場をカバーする地域統括拠点としての役割が期待されていました。しかし、事業構造の変化や経営の現地化、さらにシンガポールでの物価高騰やビザ発給要件の厳格化、リモートワークを支援するツールの普及などにより、シンガポール拠点の意義を再考する企業が増えてきています。本セミナーでは、Ocean Network Express (ONE) 道田賢一 氏と三菱商事 石坂広孝 氏をゲストに迎え、多角的に議論します。
冒頭では、Speeda内藤より、「シンガポール地域統括拠点の役割の変化」を振り返ります。従来の既存事業の成長支援から事業開発へとシフトしてきた流れ、機能の分散化、そしてローカライズの進展など、シンガポール拠点が担ってきた役割の変化を概観します。
続いて、日系コンテナ大手 ONEの事例を取り上げます。道田氏からは、設立の背景や狙い、シンガポールを拠点とした理由、アジアを基盤にした事業経営やマネジメント体制について伺います。
さらに「三社統合」ではなく「新規立ち上げ」を選んだ真意や、グローバル展開の実体験を共有いただきます。実際の事業立ち上げ経験を通じて、アジアを拠点に世界展開を進めるリアルな姿を語っていただきます。
最後のセッションでは、「シンガポールを舞台にした事業開発 ― 海運 × DX・脱炭素」をテーマに議論。三菱商事・石坂氏の豊富なご経験(政府・VCとの折衝、M&A、DX、脱炭素など)を起点に、海運を含む多様な産業でのDX/CX事例を取り上げます。その上で、「シンガポールだからこそ実現できたこと」や、日本企業が世界で戦うためのアジア戦略について意見を交わします。
登壇者3名の実体験に基づく議論を通じて、シンガポール拠点の可能性と日本企業の未来戦略を探ります。
本セミナーで得られるもの
1.地域統括のあり方についての視点
2.シンガポールで事業開発を実践する際のリソースの知識
3.事業統合時の戦略と現場を繋いだリアルなストーリー
4.海運業界のDX・GXの取り組み最前線の知見
このような方におすすめ
・アジアを中心に海外事業を展開する日系企業のマネージングダイレクター、マネージャーの方
・統括拠点やハブ機能を生かしたアジア展開・グローバル展開を検討中の方
・脱炭素やデジタル化を経営・事業戦略に取り入れたい方
セミナースケジュール
| 第一部 18:30~19:30
– オープニング/ご挨拶
Speeda 東南アジア・インド事業 CEO 内藤 靖統
【講演】
– シンガポールの地域統括拠点の役割の変化ースピーダユーザーの変化から
– アジアからの世界戦略ーONEを事例に
– シンガポールを舞台にした事業開発ー海運xDX・脱炭素
| 第二部 19:30~21:00
– ネットワーキング/交流会
立食スタイルのお食事をご用意しております。
登壇者
道田 賢一 Ocean Network Express SVP
石坂 広孝 三菱商事株式会社シンガポール支店 CSO
内藤 靖統 株式会社ユーザベース / Speeda 東南アジア・インド事業 CEO
会場
TBD(CBDエリア)
その他の情報
- 申込み期限: 2025-09-12